家事ルーティン・システムのフライレディの入門編「31のベイビーステップその①」は「シンク磨き」でした。









ピカピカのシンクって、本当に気持ちいいですね
磨き終わると達成感もあります






今回は31のベイビーステップその②
” Getting Dressed to Shoes”
(靴を履いて身だしなみを整える)
をご紹介いたします
- フライレディのベイビーステップ②:家にいても身だしなみを整える
- 主婦でも身だしなみを整えるべき理由
- 主婦の身だしなみはどこまで手をかければいいか
私が学生の当時、卒業間近になると化粧講座が開かれました。
女性が社会に出ていくうえで、
化粧= 女性の身だしなみ ・マナー
と考えられていました。
しかし結婚・出産などで退職し家庭に入れば、そのような必要性を感じる場面は少なくなります。
家族以外と顔を合わせない日は、専業主婦ならザラにあります。
メイクなしで生活することが常となり、外出時に埃をかぶっていたメイク道具を引っ張り出す…
なんて事は、よくあるケースだと思います。
メイクに限らず、服装もノーメイクの顔にふさわしいスタイルになってしまいます。






今のご時世、キャップとマスクがあればどこへでも行けます
その結果、生活全体にメリハリがなく家の中も片付かず、ストレスだけが溜まっていく…
ベイビーステップ②では、主婦に起こりうる、こうした危険な連鎖を取り上げています。
この記事は「身だしなみ」という概念が、日常生活より抜け落ちてしまっている方すべてに当てはまります。
マスク生活や在宅でのお仕事により、そのような方も増えたことでしょう。
しかし、その傾向が高くなるのはのは、やはり専業主婦の方々です。
なぜなら外出したり、家族以外と接する機会が少ないからです。
フライレディの考える身だしなみとその大切さ



フライレディ・マーラさんの経験
フライレディ創始者であるマーラさんは、化粧品の直販会社で働いていました。
その会社では、完全に身なりを整えてからでないと、顧客への電話をかけることできなかったそうです。
足元もサンダルなどではなく、パンプスなどの靴を着用しなければなりません。
その理由は、
- その仕事にふさわしい服や靴を身につけていると、行動が違ってくる
- プロとしての意識が高まる
足元は紐靴で整える
フライレディの原文では、ベイビーステップ②のタイトルは
となっています。
ここでの靴とは、特にスニーカーのような紐靴を指します。
紐靴を履いていると、サンダルやスリッポンに比べて脱ぎにくいから
ソファーにゴロンと横になり一休み…
と思っても靴を脱ぐのに多少手間取ることで、他のやるべきことに気づくかもしれません。
先に家事を片付けてしまおう!という気持ちに向かうのです。
「私、家の中では靴を履かないのよね…」
と主張する人も当然います。
そんな人に対しては
「では、これからは紐靴を履いてください。
新しい靴を買うか、今持っているものを洗って!」
と返しています。
日本の家の室内で靴紐を履いて過ごせるか?
これは、日本人にとっては物理的にも心理的にもハードルが高いです。
なぜなら日本の家屋は、靴を脱いで過ごすことを前提で建てられています。
日本はもともと、床で座して過ごす生活スタイルです。
自分が床に座ってくつろいでいる横を、紐靴で歩かれたら…






まるでリラックスできないでしょうね
違和感しかありません
また日本の会社では、勤務中、サンダルに履き替えたりすることを認めている会社も多くあります。
実際に家の中で紐靴を履いて過ごしてみると
私自身も、ジム用の靴を履いて家で何日か過ごしてみました。
もちろん日本の住宅です。
その結果、次のような事に気づきました。
日本の家は、想像していたよりも靴を脱ぐ場面が多かったです。
高いところにあるものを取る際に椅子の上に乗る時にもにも、靴を脱ぐべきと思っていたりします。
紐靴以外の手段を見つけたほうが良さそうです。






アクセサリーを身につけたりするのもおすすめですよ
主婦の毎日の身だしなみ、どこまですればいいですか?



お洒落と身だしなみは違う
では、主婦にとっての身だしなみとは、どの程度を指すのでしょうか?
例えば、平日の日中くつろいでいるあなたに
- 子どもの学校から「学校へ来てほしい」と連絡が入る
- しばらく会っていない友人から「今からお茶しない?」と誘われる
- 家族から病院への付添いを頼まれる
このような急な外出の用事ができたとします。
そんな時に身だしなみが整っていれば
相手を待たせることなく、ジャケットやコートを羽織り、バッグを持って出かける
ことが可能です。
また、急な来客や宅配便の対応をする時、自分の身なりについて
- 自己嫌悪
- 恥ずかしさ
- 自分を責める
と感じることがあれば「身だしなみが整っている」と言えないでしょう。
大切なのは
- 清潔感がある
- 自分のことを好きでいられる装い(自己肯定)
であるということです。
主婦の日常の身だしなみに、お洒落な装いをする必要はないのです。
身だしなみと化粧
日本人女性は、ノーメイクで他者に接することに
- 恥ずかしさ
- 罪悪感
- 引け目
を感じる人が多いようです。
ここでは、化粧しているか否かということは重要ではありません。
なぜなら
- 肌の状態によっては、化粧ができない方
- ノーメイクでいることが自分の個性と考えている方
もいるでしょう。
一番大切なのは
化粧や装いなどトータルで、自分自身の身だしなみの基準をもつこと
ではないでしょう?。
専業主婦にも身だしなみが大切な理由



社会人としての身だしなみは、マナーとしての側面が大きかったでしょう。
特に化粧については
「毎朝化粧するのって、面倒くさいわ…なんで、女性だけするのかしら」
と後ろ向きにメイクしていた人も多いと思います。
しかし専業主婦の身だしなみは、生活にメリハリをつけ前向きに過ごすためです。






自分自身のために身だしなみを整えるというところが大きな違いですね。
専業主婦でも小奇麗にされている方に会うと
- 自分自身をおろそかに扱っていない
- 美意識が高い
- 他者への気遣い
などを感じ取ることができます。
- 外出が億劫にならない
- 気持ちが明るく前向きになる
- 外観が整える行為による達成感がある
- 家族にほめられる
- 外出先で会った人に好印象をもってもらえる
特に化粧することによって得られる効果は、研究が進んでいるようです。
化粧をすることで
- ストレス緩和や気分の高揚により、抗酸化の能力が上がる
- 活性酸素が原因で生じるシミやシワを予防する美容効果
を得られるそうです
介護やリハビリテーションでは化粧を通じてQOLを維持、上げるための「化粧療法」というものもあります。
一方のデメリットはというと
- 身だしなみを整えるための時間が必要になる
- 服や化粧品などの費用がかかる
長期間で考えるとメリットの方が、圧倒的にデメリットを上回るでしょう。
まとめ
フライレディは
- 家にいる時間が長い主婦の身だしなみ
- 家の中の状態
に関連性があることに気が付いていたのですね。
外出しない状態が続くと、真っ先に身だしなみが省略されます。
身だしなみを整えることで
- 気持ちが前向きになる
- 活動的になる
- ストレスが減る
- 生活にメリハリがつく
状態を手に入れることができます。
主婦の身だしなみは、自分のために行うものなのです。
少しづつ、ベイビーステップで挑戦してみてください。
読んでいただきあ、ありがとうございました。
参考になれば幸いです
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