前回ベイビーステップ⑧ではコントロールジャーナルについて説明いたしました。
コントロールジャーナルとは、家事のルーティンをまとめた個人的マニュアルです。



ちなみに、フライレディの朝と夜のルーティンは以下の内容になります。





朝と夜のルーティンのページを作ってみました。付せんにも書いて、見やすい場所に貼ってあります
今回のベイビーステップ⑨では2種類の片付け方法について紹介します。
片付けというと「断捨離」「こんまり式」などがありますね。
フライレディの片付けは、毎日あるいは定期的に少しの時間で…というのが特徴です。
きれいにした状態を、いかにキープするかが大切です。
- 圧倒されるほどモノが多くても始められる「5分間のルームレスキュー」
- 家族とも楽しくできる 「要らないモノ27個のフリング・ブギ 」
- きれいをキープするために、①のルームレスキューを朝のルーティンに加える
では早速、具体的な片付け方法を見ていきましょう。
楽しく片付け①5分間のルームレスキュー



最初に紹介する方法は「5分間だけ部屋を片付ける」というものです。
5分間のルームレスキューには2つの方法があります。
部屋または家の場所で、気になるところを1ヶ所選びます。
部屋がモノであふれているとき
- 不要品を入れる袋かボックスを用意する
- タイマーを5分間セットする
- 時間内に不要品を集めたら、別の部屋に持っていく
- 集めた不要品を「譲るもの」「残したいもの」「捨てるもの」の3つに分ける
- 「譲るもの」は専用ボックス
- 「残したいもの」は棚やファイル
- 「捨てるもの」はゴミ箱等
とそれぞれ処分して終了
これを行うにはルールがひとつあります。
袋に入れて一度部屋から出したものは、再びその部屋に持ちこまない
ということです。
一度で部屋が片付かなければ、翌日以降にも5分間ルームレスキューを続けてください。
部屋にモノが少ないとき
既に上の方法でルームレスキューをしたり、モノが多くない場合は
5分間、決まった位置にモノを戻す
という片付けします。
これで整理整頓された部屋をキープすることができます。
楽しく片付け②要らないモノ27個のフリング・ブギ



フライレディの原文では”The 27-Fling Boogie”となっています。
”fling(フリング)”には「投げ飛ばす」「捨てる」といった意味があります。
ブギは音楽のスタイルですね。
リズミカルに素早く27個の要らないモノを捨てていく
という片付け方法です。





なぜ27なのかは、わかりません…
こちらの片付けは、お家の状況が気になったときに行えば良いと思います。
対象となる場所は、家全体です。
やり方はとてもシンプル。
- できるだけ早く27個の「譲るもの」をピックアップして箱に入れる
- できるだけ早く27個の「捨てるもの」を選ぶ
- 選んだものを
- リサイクル場所に持ち込むために車に積んだり、不要品買い取り業者の手配をする。
- 収集場所に持って行くよう車に積んだり、ゴミ袋に入れて家の外に出す
ゲーム感覚で、おもちゃなどを子どもと一緒に選んでいくこともできますね。
「要らないモノ27個のフリング・ブギ 」で大切なのはスピードです。
「しばらく使ってなかったけど、これ必要になるかも」
と手に取ったまま、考え込んだりしてはいけません。
また、選んだあとに
「譲るものは、今度手配しよう」
と家から出す最終段階を先送りしないことです。
この最後の段階を終わらせなければ、不要品が家の中を移動したにすぎません。
5分間のルームレスキューを朝のルーティンに加える



すっかり片付いた部屋の状態を保つために、朝のルーティンに組み入れます。





「毎朝5分間片付けをしましょう」といわれると、若干プレッシャーを感じます。
しかし5分間は音楽ですと1~2曲の演奏程度の時間です。
好きな音楽を聴きながら、楽しんでやってみてください。





5分はあっという間ですが、思った以上に多くのモノを片付けられますよ
まとめ
これまで朝のルーティンの中で、2分間のホットスポット対処を取り入れています。
今まで手つかずにいた物置状態の部屋も、このルームレスキューで片付けを始めることができます。
また、要らないモノの処分という気が重くなる作業も、フリング・ブギなら明るくスピード感を持って取り組めますよ。
読んでいただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。
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